recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

鬼談百景//怪談というのは、ディティール、手触りだというのを再確認

スポンサードリンク

鬼談百景 (幽BOOKS)

鬼談百景 (幽BOOKS)

怪談。
怪談の内容自体はよくあるものだけれども、語り口というか文章のテイスト、テクスチャーが怖い。ホラーというものはテクスチャーだなあと改めて思う。



増える怪談、の話が好きだ。
小学生ふたりが、増えるという噂の階段を上からと下から登り降りていって、真ん中の7段目で出会って、そのまま背中合わせで数を数えで降り登っていくというビジュアル的な部分がとても美しい。そして、14!という声が聞こえて振り返ると誰もいなくて、ただ、段を、17,18と数える声が、泣きそうになりながら遠くから聞こえ続ける、会談を登って行ってもそいつにたどりつけないというのがとてもよかった。