recollection’s blog

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幕が上がる/部活もの。甲子園を目指す野球漫画タイプの競技部活もの

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学校の部活もの。演劇という競技についての、物語。
演劇についての話というよりは、野球やバスケット、競技かるたのように、技術があり、練習があり、勝利のために必要な条件があり、それを達成するために、目的をもって努力をする、というお話になっている。
演劇や、それに伴う面白さや、個人個人の内面的な、入れ違いすれ違いよりも、塊としての人間模様が中心になっている。


甲子園を目指す野球ドラマが演劇にすり替わったものだって考えた方がいいかもしれない。


青春群像劇として面白かったけれども、自分の求めてるおもしろさではなかった。青春、高校生を舞台にした物語で自分が好きなのは、リリィシュシュのすべてとか、そういう感じの、人生で失敗して挫折して、道に迷ってわた渡したりする、その中で、友情によって立ち直ってもよいし、そのままダメになってもいい。そういう感じの物語が好き。


ただ、この映画、いいところもたくさんあって、演劇の描写もリアルだし、演劇を教えてくれる先生の設定、描写がとても良い。先生がこの物語の“人間ドラマ”部分を牽引している。
東京という場所が憧れの場所として描かれているのもいい。
実際の東京は、日本で一番おおきな都市、という以上の意味はないのだけれども、田舎でくすぶってる人間にとっては、あそこに行けば何とかなるのではないかと思えるガンダーラだし、そして夜景の描写やそこらへんの表現で、“ここはすごい場所なんだ”と思わせてくれるのもいい。



とりあえず、いい映画だった。


あとももクロの初主演みたいに言っている人がいるけれども、初めての映画はシロメなので。黒歴史だし、観ると辛い気持ちになる映画だけど。


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