recollection’s blog

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思い出のマーニー

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金曜ロードショーでみた。
正直に言うとあんまりおもしろくなかった。


リアルな背景を作った世界観にしているのに、そこで喋る子どもたちの言葉遣いが芝居くさいというか、リアリティがない。美しい世界の話にしたいのなら原作通りの場所と環境にした方がよかったのにと思う。あと、最後に種明かしを全部回想とセリフで説明してしまうのがとてもよくない。もう少しやりようがあったのでは、と思う。
リアルの現実とスライドして過去の現実が入れ替わるとか。ややこしいけれども。




あと、主人公が中二病過ぎる。
中二病であることに切実さがない。この世界でひとりぼっち、という感覚は、たとえば親が死んでいるとか、愛されてないとかそういう、わかりやすい背景を持たせてしまうと、問題が外部になってしまうのでよくない。外部の問題が解決すると内面の孤独が解決してしまうし(少なくとも物語的にはそうなってしまう)逆に外部の問題を解決させないと、問題が解決しない。
結局、思い出のマーニーでは、最後に養母が出てきて、説明をする、出来事ではなくて言葉で和解する、という展開になってしまった。




全体的にフラットな感じと、物語が出来事によって解決されない感じがした。