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recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

蝋燭姫//本当に美しくて尊いもの

漫画

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蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)

蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)

蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)

蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)


よかった。本当によかった。素晴らしかった。
ざっと一言でいうのなら「君の銀の庭」の話なのだけれども。


本当に美しいものに憧れて、焦がれて、でもそれが自分のところまで降りてきてしまった時、その尊さが失われた時に、どうするのかとか。
最初は修道院ギャグものかと思っていたのだけれども、途中から話が大きく動いて。
とても丁寧に世界が作り込まれていて、舞台は修道院とその周り少しの話なのに、世界の広がりを感じる。
とても素晴らしかった。
読んだ後、こころのお腹がいっぱいになった。




馬鹿でアホの主人公(褐色)が、狼の牙、白い狼の話のあたりから、急に、馬鹿の狂気ではなく獣の狂気と、そして殉教者の狂気をはらむキャラクターに変化するところが、あああああああ!となる。
姫様可愛い。そして姫様、途中のあのシーンまで、褐色のこと嫌ってたんですね。粗野で美しくないから。そして、その後から、とても彼女をことを美しく思うようになったと。
美しさとは。



作品の中のテーマに、「美しさとは何か」というのがあって、それを理解できる人間と理解できない人間が、永久に交わらないであろうというのが、なんとも。
とてもすばらしいものを読んだ。