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recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

東京の下層社会

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東京の下層社会―明治から終戦まで



東京の下層社会―明治から終戦まで

東京の下層社会―明治から終戦まで


1、最暗黒の東京探訪記

2、人間生活最後の墜落

3、東京残飯地帯ルポ

4、流民の都市

5、娼婦脱出記

6、帝都魔窟物語

7、糸を紡ぐ「籠の鳥」たち

写真、気になった、スラム街での商売や、生活の様子はスキャンしておいてある。

あと、円タクガールの、売春婦を、「徘徊魔窟」と呼んでいて、語感がカッコいいのでいつかつかいたい。

  • 残飯の売り買いが商売になっていて、一番ひどい残飯屋は下水道からこぼれた米を洗って売ったり食べたりしていたが、スラムの主婦が施設の下水道に群がる、というような描写もあったことから、結構一般的だったらしい。
  • 一番上等な残飯として、軍隊の残飯があり、その周りにスラム街が形成された。
  • 娼婦はどんどん借金がかさむように出来ていて、いつも金の工面にあえいでいた。

などなど、面白い本。

1902ロンドンと同じような時代の、同じような生活への潜入レポがあり、この時代はこんなのが多かったのと、そして、おそらく未来の姿であるのだろうなあと感じた。また、貧困に対する調査すらなかった時代に、潜入レポで記録を残した人には頭がさがる。今現在中国で、髪醤油や下水油を使ってるようなエリアというのはこういうエリアではないのだろうかと思う。