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recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

果てしなき渇き/くやしい…でも感じちゃう!自分もこんなのが描きたい。

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果てしなき渇き

果てしなき渇き


果てしなき渇き (宝島社文庫)

果てしなき渇き (宝島社文庫)

自分の守備範囲と同じところを守ってる人間が、丁寧ですごい面白い話を書くと凄い悔しく感じる。

いや、メインの守備範囲は全然かぶってないんだけれども、その一部で、とてつもないファインプレーをされてすごい悔しい。

藤島加奈子を追いかけ続ける物語なんだけれども、その加奈子が素晴らしい。これは加奈子のPVだと思う。加奈子すごい。どれくらいすごいかというと雫の瑠璃子くらいすごい。瑠璃子よりもっとすごい。

絶望の描き方や、中学校の屋上でワインをあおったりするシーンやそれがとても美しくて綺麗。そして暴力。暴力。遠藤の頬に刻まれる深い傷跡。素晴らしい。

加奈子と少年周りを主人公に据えると、もっと若年層に人気がでて、バトルロワイヤルみたいになったのにとも思う。

このミスの読者層に配慮したのかなあ。

果てしなき渇き以外の深町秋生さんの作品も読んでみたい。

あと、これやっぱりSM小説だよなあ。

町山さんのブログの文章を読んで確信した。