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recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

子供たちは甦る!/少年院の更生について

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前半は少年院の子供の更生教育の話。読み書き算数、基本的な身体操作ができていないので社会からはみ出してしまった子たちに基本的な言語能力と算数とコミュニケーション能力を与えると更生できますよ。という話。ADHDやADDや学習障害の子供もいて、でも、工夫することでその子たちも基本的な能力を身につけることができるという話。逆に言うと、そういう特殊なことや、周りからのフォローがないと、そういうこは周りからいくら自己責任!とか言ってもどうしようもないよなあってことを実感した。どこがわかってないかわかってないひとに「わかったの?わかってないの?」って強く詰問しても、答えられないけれどもそれを押しつけてしまっているのが今の社会なのかなあって思った。

後半は少女少年院の少女たちの話。家族や傷つけた相手との関係性を見つめなおして自分が悪かったということを認識するっていう教育をしてるんだけれども、これにはなんだかなあって思ってしまった。結局、弱い人間にすべての罪をなすりつけてるような気がした。鏡の法則みたいな話が出てきて、確かにあの方法は自分で問題を内部化して、問題がなかったことにするにはいい方法だけれども、それは結局弱い人間にすべてを押しつけてるのに他ならない。それでもそうやってやってくしか世の中はまわっていかんのかなあとか思って少し悲しくなった。

前半部。

全員で大縄跳びをするエピソードがあるんですが、そのエピソードがいろいろ示唆に富んでいる。

飛ぶ仲間の中に、発達上の問題を抱えていて、一人では50回以上飛べない子供がいる。それを縄跳びに参加する全員で工夫して、最終的に800回以上飛べるようになる。っていう話があって、大切なのは、切り捨てることや本人の責任にすることじゃなくて、こういうことなんだなあって思った。