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recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

明日、君がいない/実際に死のうとした人間でないとこの世に対する絶望はわからない。

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明日、君がいない [DVD]

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映画批評で高得点だったので見たけれども、内容的には、エレファントと50歩100歩だった。悲しい出来事が起こって、それを淡々と記憶することによってそれを鈍く軟くする作業。漠然と物語が存在しないことにして、淡々とした日常の中へ回帰させていく作業。たぶん、そういう作業が必要な人間もいる。でもそれは自分自身のためにするべきで、やっぱオナニーだよなあこの映画は。(オナニー映画はそれはそれでおもしろいし、好きなんですが)

誰かが死ぬ。友人が死ぬ。気がついたら死んでる。知らないうちに死んでる。気がついたら死ぬしかなくなってる。知らないうちに死ぬしかなくなってる。いつの間にか追い詰められてる。ヘビトンボの季節に自殺した4人姉妹の話も(原題:処女自殺)突然死んだ女の子たちの話だ。ある日、誰かが死ぬ、ということは、物語の中にありふれていて、それを丁寧に書いた、っていう作品もまた、ありふれてる。なんかなあ。

俺が見たいのは、そいで書かなくちゃいけないのは、

「自分の死、これから死のうとしてる自分自身に向き合う話」

「死んだあと、その死に向きあう話」

だなあと思った。

ところで、あすなろ物語の1章の、心中死体がでて、それを見に行ったら自分の姉ちゃんだったという話が好きだ。

「キエテシマウノ、イツカ」