recollection’s blog

書籍、漫画、アニメ、評論、映画、その他コンテンツの感想、評論、あらすじ、要点纏めを書いていきます。ネタバレもあるので注意

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン1<トク選BOX>(12枚組) [DVD]

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY シーズン1<トク選BOX>(12枚組) [DVD]

洋ドラの、CSIとか、BONESとか。そういうドラマとしてみると面白いけれどもシャーロックとしてみるとどうか、というところがある。名前だけ借りてきた感じ。
ただ、シャーロックのキャラ造形が最近のよくあるドラマのキャラ造形をなぞっている。

ここらへんのシャーロックと同じように、発達障害的な素養を持ち、人とのコミュニケーションに難があり、それをワトソンが補佐するっていうパターン。
昔のシャーロックはもっと単純な完璧超人だったので、(相棒の右京さんみたいな)時代の流れというものがあるのだと思う。完璧超人的なキャラクターは受けないのかも。




アイリーンアドラーとモリアーティーの無駄遣いで、もうすこしそれぞれのキャラクターを引っ張っても良かったのでは?と思う。


シーズン2の、「博士の愛した数式」という話、相棒で観た。

数学者が、世紀の難問を解くんだけれども殺害される、それは、その数式が現在の暗号技術と密接に関連しているからで、それが破られるととんでもないことになるから、という話。すでにその数式は解かれていて、それが最後なかったことにされるのも同じだった。どっちかがどっちかをパクったのか、それとも偶然に同じ結論に至ったのか。
数学者と数学と、それのもたらすものを調べていく過程で同じ物語に至ったのだと思う。
3つ目からは同じジャンルなので同じ話をしてもたぶん怒られない。数学の解放が暗号化技術を陳腐化する話。
ただ、実際、いくつもの未解決数式があり、それぞれが暗号の解放と繋がったり繋がってなかったりするので数式の一つが解除されても暗号化技術は陳腐化しないのでは?と思う、素人考えだけれども。

ふしぎな夢//星新一

ふしぎな夢

長さ 9P
面白さ ★
夢で見た、知らない少年がいる
ある日、遊園地でその少年に出会う
出会ったきっかけでタイミングがずれて、乗るはずだった観覧車に乗らず、そしてその観覧車が事故でおちる
このために夢を見ていたのだと思う
その男の子と仲良くなる

謎の星座

長さ 73P
面白さ -

新しい実験

長さ 11P
面白さ ★★★
催眠術が得意な博士が、完全に密封された部屋で、催眠にかかりやすい人間を催眠にかけ、別の世界に転移させてその世界の情報を取り、研究しようとする。また今度ちゃんと研究を…と思って施設からでると
その世界自身がその異世界に変っている

奇妙な機械

長さ 6P
面白さ ★
宇宙人の謎の機械。奇妙な形、地球のロボットに調査させると宇宙人のロボットみたい。宇宙人を歓迎することに。出てきた宇宙人は、その奇妙な機械によく似た奇妙で不気味な形で地球人みんな嘔吐。ロボットだけが「人間は自分に似せてロボットをつくる」


※宇宙人が人間によく似ているという、宇宙人感があった時代の話なので、今とは話が合わない

病院にて

長さ 10P
面白さ ★★★
みんなが自分の事を宇宙人だと思っている精神病院。
そこで治療されているなかなか治らないファギ星人だと名乗る男。
でも実際は、ファギ星人は本物で、地球の資源を狙っている。ここにいると、他の星からきた宇宙人が“妄想狂の患者”として連れてこられるので、自分がそいつらを暗示にかけて地球人だと思い込ませ、他の星の人間にこの星の利権を取られないようにしている

エフ博士の症状

長さ 5P
面白さ ★★
精神病院に、ヒズミっていう何でもかんでも悪くなるナニカに取りつかれているという人がいて、それに対して、それが医者(私)に取りついたから大丈夫ですよ、といって治療して帰らせる。
そのあと、精神科医の投資が失敗したりダメなことが続けておこり、なんでだろうって思ったら背中から「おれだよ」って声がかかる

憎悪の惑星

長さ 21P
面白さ -

黒い光

長さ 55P
面白さ -

月の裏側基地一号

長さ 13P
面白さ ★
月の裏側に基地を作る作業をするけれどもうまく行かないで、ただ最後は運よく地面から水が噴き出す話
※淡々と出来事が進んでいくし、今の技術や知識からはちょっとありえないし、面白いところがあまりない

謎の宇宙船

長さ 19P
面白さ -

ピーパ星のさわぎ

長さ 22P
面白さ -

妖怪研究//井上円了 ・あばばばばば//芥川龍之介

妖怪研究//井上円了

古いこっくりさんのやり方などが載っていた。テーブルターニングというのがモトネタだとは知らなかった。ウィシャ盤のようなものではなく、昔は完全に違うものだった。どこらへんで変化したんだろう。
こっくりさんは、狐狗狸ではなく、こっくりから、とか、思ったより歴史浅いよ、とかそういうことも書いていた。
また、他の占い、呪いについても分析しているけれども、科学的、確率的解釈分析だけでなく、心理的な利点、効用についても書いている。

あばばばばば//芥川龍之介

ぼんやりしてるドジっ子で可愛いって思ってちょっかいかけていた人妻が、ちょっと見ない間に子どもを産んでいて、子どもをあやしているのをみて、エヴァ第弐拾壱話ネルフ、誕生の冬月先生みたいな顔してる

貞子vs伽椰子//リングや呪怨のオリジナルと比べると怖くない、コワすぎシリーズと比べると暴走してない

貞子vs伽椰子

貞子vs伽椰子

貞子 vs 伽椰子 プレミアム・エディション [Blu-ray]

貞子 vs 伽椰子 プレミアム・エディション [Blu-ray]


まあ、対決シリーズというもの自身がお祭りなのだし、怖いのを期待するのが間違っているのかもしれないけれども。


常盤経蔵と珠緒の組み合わせがとてもよかった。萌える。
目が見えない女子というのがいいし、サングラス、ベレー帽、赤いコートといういで立ちがとても可愛い。この子というキャラクターが出てきただけれども、この映画をみる価値はある。経蔵が最後死んでしまうのがとても残念でならない。この二人の組み合わせのやり取りをもっと見てみたい。こういうバディものがとても好き。


ノロイの堀光男と矢野加奈みたいな、世界の外側の縁にいる大人と、美少女の異質な能力を持った孤独な少女という組み合わせが白石作品に時々でてくるけれども、白石監督はそういうのが好きなんだろうか。もっとやってほしい。


白石脚本の特徴として、“人があっけなく死ぬ”というのがあって、ホラー作品だと、人が死ぬまで死ぬまで怖がって怖がって、というのがあるけれども、白石作品は、“死ぬ”というフラグがたったらあっという間に死ぬ。死とはこういうものだっていう世界観とか哲学があるのかもしれない。または、尺の都合か。


貞子も、伽椰子もすでに名前を与えられ現象として分解されてしまった怪異、妖怪なので、それが出ることを前提にした対決ものだとこういう風になるのかもしれない。


コワすぎ、の、ちゃんとした(?)本当にあった怖い話風の、リアル寄りのドキュメンタリーから、だんだんと、速度を上げて行って、ほとんどギャグにしかならない状態を普通にみせる、という手腕が今回のこの映画にも使われていて、、最初は大学教授の語る都市伝説。こういうのがあるよ、という紹介。そして、実際に起こる、(控えめな)怪死事件。そして、教授の頭がちょっとアレっぽい人っていうところからだんだんと加速していって、霊能力者、と流れていくのだけれども、いきなり常盤経蔵と珠緒に行くのではなく、間に一回“法柳”という“いかにも”な霊能者を挟むところが心憎い。


ここらへんの演出は、“カルト”でも使われているのだけども、一回普通っぽい霊能者を出して、その霊能者に“自分よりもものすごい霊能者がいる”と言わせることによって、その後にでる人間の存在級位をあげることができるし、また、普通でない、オカルト能力が強そうでないような恰好、見た目をしている人が出てきても、“だんだんならして異常な演出状態になっているのに気づかせない”という効果があり、あまり、突然の違和感を感じなくて済むようになってる。


まあ、面白いんですけれども。

あと、貞子と伽椰子の様子が似すぎている件について

またはJホラーというものについて
日本のホラー、90年代のJホラーのモチーフとして、黒髪の髪の長い女、というのがあって、そういう存在がにらんできたり、顔が見えない状態でなんかやってきてどうにかなる。っていうのがある。
ただ、こういうモチーフは、もっと昔からあり、口裂け女もこの系譜だし、もっと昔の番町皿屋敷、江戸時代の女幽霊奇譚もその類型にはいる。もっと言えば、遠野物語に描かれる山の怪異にも、そのようなタイプの黒髪美人に山で魅入られる、という話は多い。


イザナギ、イザナミの黄泉の国の、追いかけて行って…というのも、もしかしたら、その古い類型かもしれない。


女が怖い。美しい女が怖い、顔の見えない女が怖い。女の物理の力ではなく、呪いや視線の呪術が怖い。


女性の、“邪視”というのも、たぶん関連しているのだけれども要研究。

アイアムアヒーロー

ひどい出来。
普通のゾンビ映画になってしまった。
普通のゾンビ映画の、パニックとゾンビ無双の映画。
原作の、どこまでいってもダメな人間がダメなりにサバイブするのと、ゾンビとの戦闘の肌感覚がなくなってる。
唯一よかったところは、漫画の先生の作業場から逃げ出して、広い場所でのゾンビが少ない状態でゆっくりパニックになっていく静の状態から、タクシーに逃げ込んでの動のゾンビの状態に変わったところ。
そこの緩急のつけ方はとてもうまかった。
それ以外は残念な出来。


ただ、これは自分がゾンビ好きだから思うことで、一般の人がゾンビ映画に臨むことはゾンビパンデミックによるパニックとゾンビ無双なので、たぶん、映画としては正しい。
ワールドヲウォーZや、バイオハザードの映画もそのように製作されて、そしてある程度の成功を収めていることから考えても。

グレートウォール(吹替版)

グレートウォール(吹替版)

すごいB級映画。お金がむちゃくちゃかかっているB級映画。
饕餮のデザインがとても好き。


ギミックとしての磁石がとてもいい。
全体的に映像も豪華だし、話も破綻してない。
ただ、突き抜けるような面白さが無かった。主人公たちに”どうしてもこうしなければならない切実な理由”が無かったからだと思う。仕事とか矜持とか義務感とかはあるけれども、人生においてのトラウマとか傷とか。そういうのがあると、物語全体が引き締まると思う。

ダークナイト、ダークナイトライジング

ダークナイト (吹替版)

ダークナイト (吹替版)

出来がとてもいい
映像がとてもきれい
ただ、最後の自爆オチ?はいかがなものか
この映画が出た時は、そういう正しさとかリアルさとか正しさに対する担保があったんだろうけれども、それから時間がたって、世界がもっと複雑になって、そういう正義の在り方が完全に陳腐になってしまった感じがする。